辞めるにしてもまた再就職活動は面倒くさい...
出来たら次を決めてから辞めたいなーと思っていたら
思いもかけないところからオファーを受けました。
K先輩
前職で仲の良かったK先輩。
同じ職種でエリアは関東。
東北も厳しいエリアでしたが関東はもっと厳しいエリア。
実はK先輩もボクと一緒に早期退職したんです。
といってもK先輩は、あと3年で60歳。
定年まで雇ってくれないのが外資系...
こういうところは厳しいですねー
K先輩はソニーの本社の前で立ちんぼしてサプライ品の大型契約を勝ち取り、
サプライ専門の部門設立に貢献した立役者。
この契約で会社に100億以上の貢献をした伝説的人物。
ボクなんかが声をかけるのもはばかれる方なんですけど、
実はゴルフが大好きなお茶目なおっちゃん (^^)
80対79とか78対77とか1打差で勝ったり負けたりが
3回ほど続いたことがあって、それから目をかけてもらえるようになりました。
岩手がご実家という事で毎年、夏休みに帰省した帰り道に仙台でゴルフをして帰るんですけど、お盆以外の平日に夏休みを取ってるもんですから、誘われるとボクは平日休まなければなりません...
そんな面倒くさいところもあるのですが声をかけてくれるだけでボクはありがたいと思ってます。イヤ、無理してないです、本心です (^^;
こうして一緒に遊べることができて本当にゴルフを覚えてよかったと思いますね。
インドアだったら若者や年上の方と一緒に遊べるゲームは色々ありますけど
太陽の下で年齢を気にせずに本気で競い合える競技ってなかなかないですからね。
今年の夏休みも仙台に立ち寄ってくれて一緒にゴルフをしたんですけど
K先輩は自滅して戦わずして勝利、みたいな歯ごたえのないラウンドだったのですが
実は今回ボクに会いに来てくれたのはゴルフ以外にもう一つ目的があったのでした。
思いがけないオファー
K先輩は前職で委託していた協力会社に再就職されたんですけど
基本的には西日本で展開しているので単身赴任して大阪にいるんです。
お互いに近況を語り尽くしたところで、うちに来る気はないかと...
今住んでる家は奥様が独身の時に購入したもので、
現在、北海道に単身赴任している為、ボクが維持管理している感じですが
ここを空き家にはしたくないし、夫婦共々、単身赴任というのもなー
と考えて込んでいたら、西に来いと言ってるのではなく規模を拡大して東日本へ進出しようとしているので東日本のマネージャーをやってみないかという話だったのです。
本当にありがたいお話で新しい職種は再び保守サービス関係の仕事。
ボクの得意分野です。東日本であれば家を空けることもないので全く問題ありません。
またK先輩と同じ会社で働けることも嬉しいですし、今の会社を離れるチャンスです。
仕事にやる気を失っていたボクのやる気に再び火がつきました。
「やります！！やらせてください！！」
というか先ずは面談してもらえるように履歴書作って面談してですね (^^;
本当にありがたい先輩です。ボクが今の会社に不満を持っていたことを知って
上司に推薦してくれたようです。
でも、一つだけ覚悟をしてほしいと...
「日本企業だから結構、面倒くさい会社だよ。」
あーわかるー、二人とも前職の外資系が長かったので、
日本企業の面倒くささにちょっとうんざりしていたのでありました。
K先輩が言う面倒くさいというのは、
役職付で人を呼ばないといけないこと...
そんなの普通じゃんて思う方も多いと思いますが
××課長とか××部長とかどうでもいいじゃん〇〇さんで...
って感じです ^^;
前職では社長であっても「さん」付けOK
取締役だったりすると□□取締役なんて舌噛みそうですよね（笑）
まあ、そこは今の会社も同じような環境ですので心得ております。
というか面倒くさいのであんまり役職付けて呼ばないですけどね（笑）
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そして取締役と一次面談
履歴書を見てもらった上で会ってみたいということになりまして、
取締役と一次面談することになりました。
本社は東京ですが声をかけてくれている部門の拠点が大阪なので
大阪まで行くんだろうなーと思っていたら仙台に来ることに。
わざわざボクとの面談の為だけに出張ですか？
もう、恐縮至極。
貴重な時間をボクだけの為に使わせて申し訳ないです。
しかも、面談前日はお昼頃着いてしまったようで青葉城とか観光されていたようです。
もっと遅い便でよかったんじゃないでしょうか（笑）
そして当日、K先輩からどんな方か前もって聞いていましたが
顔は強面ですけど面白い人だよ、ゴルフも好きだと...
まあ、心配してもしょうがない、気に入ってもらえるかどうかは相性もありますからね。
ちょっと緊張しましたが若い頃はボクと同じような仕事をされていたようで、ボクが最初の会社にいた当時はコンペチターのプリンター保守をやってたことがあるとか。
もちろん、ボクがいた会社の事も知っていて二人してあの頃はよかったよねー
みたいな思い出話をしたりして盛り上がってしまいました(^^)
こんな、ラフな面接でいいのかと思いましたけど初めから取締役はボクの採用を
社長に推薦するつもりでいたようで、この面接はボクの人となりを確認しに来ただけのようです。
それにしても時間がもったいなさすぎる（笑）
最終面接はスカイツリー
なかなか連絡が来なかったので方針が変わって今は人が取れないとか
ダメだったかなーと思っていたら、ようやく最終面接の連絡が来ました。
場所はスカイツリーのソラマチのイーストタワー。
すごいところに本社があるもんだ。
家賃高そうだなー
さあ、最後の面接なので悔いの残らないようにしっかりやりましょう。
と勇んでビルの入り口に立ちましたが自動扉が開きません (^^;
ん？ ^^;
中から出てくる人には反応します。
そしてボクの後ろから来る人にも反応して開きます。
IDがセンサーになってるとか？
外来者はどうすれば入れるんでしょう？
受付とか寄らないといけないのかな...
まあ、次開いたら入っちゃえばいいか。
と開かない自動扉の前でたたずんでいたら中から出てくる人が来て
無事に入ることができました。
いったいどういうセキュリティーになってるんだろう？
こんなの初めてだわ。
時間通りに会社に到着し人事の方と始まるまで雑談をし、
予定時間になったところで、いざ本番と面接会場に入ろうとしたところ
人事の方から自分が入ってから10秒後に入ってきてくださいと...
あーいわゆるあれですね。
扉をノックして、一礼して、名前を言って、今日の面接に対する感謝を述べて、
よろしくお願いしますって挨拶して着席するやつ。
めんどくさー
K先輩、確かに面倒くさい会社ですね...（笑）
そんなに緊張しているわけでもなかったんですけど、
社長から緊張しているか聞かれたので緊張しているそぶりをしておきました。
粗相があったら緊張しているせいになりますからね (^_-)
前フリOK。
社長も気を使って緊張をほぐそうとしてくれたんだと思いますが
最初の質問は「ゴルフが趣味のようですが、最近のスコアは？」
へっ？
面接の一番最初の質問が直近のゴルフのスコアだと思いませんでした。
それを聞くなら普段はどのくらいで回るのか？でしょ（笑）
回答する2秒間の間に頭の中はフル回転。
直近のスコアはスネルボールで回った42の38で80。
80なんて言ったら可愛くないですよね。
嘘つく？どうする？確か社長もゴルフ好き…
どうする、どうする、どうする…
いやー先日の日曜日に妻と行きましたが、ものすごく調子よくて80でした〜
と正直に答えました。代わりにつとめて明るく言ったのですが…
案の定、皆さんドン引き…社長も苦笑い、
おみそれしましたと言わせてしまいました… ^^;
あーあ、面接が始まったばかりなのにやっちゃった感いっぱい。
まあ、これがボクなんですよ。
その後はもう計算して話すことなんかせずに、ありのままのボクを晒しました。
これでダメだったらしょうがない。
この日は健康診断もするからお昼は軽めにと言われていたので、
お昼はコーヒーだけにしてました。
でも、面接が終わったのが14時。
さすがにお腹すいた…
健康診断も思っていたより時間がかかってしまって終わったのが16時…
軽くめまいがしてきましたが、これでようやくトリトンに行けます。
健康診断が終わって再び応募した会社に行かないといけないのですが
また、自動ドアが開かない…
お昼時でもないので人もいない。
ん〜どうやったら入れるんだろう？
扉の横にインターホンがあったので警備員に連絡してみます。
「☓☓階の会社に行きたいんですけどー」
「あーどうぞー」
「いや、自動ドアが開かないんです…」
「えっ！！すぐ行きます。」
んー
この慌て様はもしかして普通の自動ドア？
警備員が到着してドアが空きました。
「なんかセキュリティでもあるんですか？」
「いえ、何もないですよ。」
「そうですかー、ありがとうございました。」
というか何で開かないのよ！！
相性が悪いのかなー
総務人事の方に経費を精算してもらっている時に
面接では内定ということで決まりましたと言われました。
ありがとうございます。
よかったです、出だしでくじいたので不安でしたが無事に内定いただきました ＼(^o^)／
でも、今受けた健康診断の結果次第。
まず問題はないと思いますが、一応、結果を待ちましょう (^O^)／
ごめんなさい、こんなに長くなるつもりじゃなかったのですが次回で完結しますので、もう少々お付き合いください m(_ _)m
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