ボクは恵方巻きの風習をいまだにわかってなくて、
子供の頃は絶対にそんな風習なかったよなー
と今でも思っていますがいつから始まったものなんでしょう?
西日本の風習とかで東日本に伝わってきたのが遅かったのかなあ...
よし!調べてみるか。
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恵方巻きはどこの風習?
節分にその年の決められた方角を向いて食べるとされる恵方巻き。
この風習はいつから始まったのでしょう。
調べてみると諸説色々ありまして、どうもバレンタインデーやホワイトデーのように人が作り出したもののようで、寿司組合や海苔問屋が土用のうなぎのような風習を定着させたくて画策されたものだったのです。
1970年に発行されている「すしの本」(篠田統著)に記されている内容にあるように花街では縁起物的な形で行われていたようです。
おもに花街で行なわれ、新こうこうが漬かる時期なので、その香の物を芯に巻いたノリ巻を、切らずに全(まる)のまま、恵方のほうへ向いて食べる由。老浪華人の塩路吉兆老も今日まで知らたんだ。
引用:篠田統『すしの本』
花街・芸者さんの間で行われていたものだったんですねー
さらに調べてみると大阪の花街で商人や芸子たちが節分に芸者遊びをしながら商売繁盛を祈り食べていた風習だということがわかりました。
なるほどですね。
花街の風習では知らなくてもしょうがないか (^^)
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恵方巻きはいつから全国的な風習になったの?
では、大阪の花街という極限られた地域の風習が全国的な風習になったのか不思議ですよね。
そもそも花街の風習では「丸かぶり寿司」とか「太巻き寿司」と呼ばれていたものでした。
呼称も変化して全国的な風習となるということはただ事ではないです...
いったい何が起こったんでしょう?
それはあるコンビニの販売戦略があったのでした。
そのコンビニは「セブンイレブン」です。
1989年に広島のセブンイレブンのオーナーが大阪出身の方で節分に太巻きを食べる縁起のいい風習を「恵方巻き」としてプロモーションしたのが「恵方巻き」の始まりだったのでした。
当時、コンビニが全国にどのくらい展開していたのかわかりませんがセブンイレブンの「恵方巻き」プロモーションをきっかけにデパートやスーパーも節分に「恵方巻き」を食べる風習を広めていったということなのです。
なんか由緒正しい縁起もの的な風習だと思っていたのですがビックリです。
でも、今では立派な節分の行事ですよねー
しかも願い事をする行事ですからいいのではないでしょうか (^^)
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