お正月といえばお雑煮、日本人のソウルフード。
お雑煮って地域ごとに色んなお雑煮がありますよね。
やはり幼い頃から食べ親しんだお雑煮が一番だと思いますが
他所の地域のお雑煮も気になるー
という事で今日は仙台のお雑煮を調査してみました (^O^)/
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仙台のお雑煮調査
ボクは東京の出身ですが今では人生の半分以上を仙台で過ごしています。
その代わり西の方は全くわからないのですけど ^^;
でも、仙台に長く暮らしていてもお正月は実家に帰ったり、旅行に出かけてしまったりと
本場モノの仙台のお雑煮を食べたことがありません...
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実は見たこともないので、この記事を機会にちょっと調べてまとめてみました。
こんなお雑煮見たことない!!というようなお雑煮でビックリしました。
きっと、一度は食べてみたいと思いますよ (^^)
仙台のお雑煮の出汁はナニ?
お雑煮の出汁は各地様々だと思います。
東京だと鶏の出汁ですね。
仙台では煮干しや「ハゼの焼干し」を使います。
聞いたことがない方もいるかもしれませんがこんな感じで売ってます。
ハゼの焼干しはお正月の食材を買いに市場に行くとよく目にします。
見た目はちょっとグロい(笑)
まあ、もともとハゼはあんまり格好いい魚じゃないですからね。
このハゼの焼干しと一緒に昆布やかつを節を入れて出汁を取ります。
東京雑煮とは全く逆の魚介系の出汁ですね。
ラーメンでも魚介系スープはあっさりして美味しいですもん。
絶対、お雑煮でもアリですね (^^)
仙台の雑煮には「ひき菜」というものを入れます
調べてみて初めて知ったのですが仙台のお雑煮の具には
「ひき菜」というものを入れます。
名称を聞くのも初めてですがその作り方も初めて知りました。
「ひき菜」とは大根やゴボウ、人参などの根菜を千切りにして、
茹でたものをザルにあげて屋外に一晩置いて凍らせたものです。
もちろん冷凍庫で凍らせてもいいのですがお正月の冷凍庫なんていっぱいです ^^;
外に置けば天然の冷凍庫ですからそれでOKですね。
それにしても茹でた根菜の千切りを凍らせるなんて初めて聞きました。
そんな調理方法があるんですねー
へ~~~〜
それとお湯で戻した里芋の茎を干した「ずいき」と凍み豆腐。
これらが仙台のお雑煮の具になります。
仙台のお雑煮の最後の盛り付けは…
ハゼの焼干しの出汁に醤油、塩、お酒で味を整えて「ひき菜」を入れて
「ずいき」と凍み豆腐を入れて味を染み込ませます。
そして、ここになんと「はらこ」(いくら)を入れるんです。
宮城県の亘理というところには「はらこ飯」という秋の名物料理があります。
鮭と「いくら」の炊き込みご飯なのですがこれも美味しいんですよね。
というように、宮城県では「いくら」の事を「はらこ」と呼ぶんです。
その「はらこ」をお雑煮に入れる?
いいですねー
なんか豪華じゃないですか。
そして盛り付けは焼いた切り餅にハゼの焼干しをドーンとのせて、
そこに出汁を染ませたひき菜、「ずいき」、凍み豆腐をたっぷりのせて、
「せり」や「なると」を添えて出汁をかけて出来上がりです。
どうですか、こんな感じです。
ボクもまだ直接見たことも食べたこともないですけど、
すごく豪華な?豪快な?お雑煮ではありませんか!!
どんな味なんでしょう?
興味ありますね。
メニューに掲げているお店はなかなかないようですけど、
郷土料理を中心とした居酒屋さんとかで季節メニューで出すところはあるみたいです。
食べてみたいものですね〜 (^^)
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