お正月のあとは「どんと祭」で無病息災

関心 - 冬の関心事
お正月のあとは「どんと祭」で無病息災

もう今年も残すところ2週間を切りましたね。
なんか色んな事をやり忘れている気がするのはボクだけでしょうか?

 

12月に転職したもんだから、いつもの年末より慌ただしい年末です ^^;
このまま慌ただしく年末を迎えてそのままお正月に突入しそう…

 

一息入れるとしたら「どんと祭」あたりかな~

 

 

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仙台の年明けイベントといえば

 

仙台のお正月といえば仙台初売りですが、
仙台の年明けの有名なイベントはご存知でしょうか?

 

正確には宮城県を中心とした裸参りの「どんと祭」です。

 

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仙台藩で盛んだった日本酒の醸造をしていた南部杜氏が
醸造安全・吟醸祈願のために参拝したのが始まりです。

 

現在は仙台市の無形民俗文化財に指定されています。

 

お正月飾りを神社の境内で大きな焚き火のごとく燃やすのですが、
この炎=御神火にあたってこれから始まる一年の無病息災や家内安全を祈願するのです。

 

 

宮城県内では仙台市内にある大崎八幡宮が最大規模で一番人が集まります。

 

宮城県各地で行われるこの「どんと祭」は小正月の前日の1月14日に行われます。
1月14日というと大寒に近いので1年の中でもかなり寒い時期です。

 

雪が降ったりぱらついたりする時期なのでとにかく寒いです。
東北に住むボクが寒いのですからハンパないですよ〜(笑)

 

 

裸参りの衣装

 

神様へのお参りなので裸参りの衣装は基本、真っ白です。
男性は白い鉢巻を巻き、白さらし、白足袋にわらじで白い紙をくわえます。

 

白い紙は「含み紙」と呼ばれますが神様に息を吹きかけることのないように口をつぐむためのものです。

 

そして右手には鐘、左手には提灯を持って厳かに神社に向かって練り歩きます。

 

女性は男性と同じ白装束の上に白いハッピを羽織ることが出来ます。

 

 

夕方になるとあちらこちらから、この白装束の裸参りの参加団体が繰り出してきます。

 

団体の先頭は羽織袴に身を包んだ代表者が先導していきます。
白装束にならずに裸参りに参加できるのは先導者だけです。

 

でも、無病息災を祈願するのに、この寒さで体調を崩す方もいるようですので、
最近は予め健康診断を受けさせる団体もあるようです。

 

 

大崎八幡宮の松焚祭

 

どんと祭最大規模の大崎八幡宮は約300年の歴史があると言われているだけあって例年10万人の人出で賑わいます。

 

もしかしたら初詣客より多かったりするのかしら?
そのくらいの人出で賑わいます。

 

どんと祭が行われる17時から21時まで交通規制が敷かれ、
大崎八幡宮前の国道48号線はバス以外は通れなくなります。

 

どんと祭の日は家に帰れなくなる人も少なくありません ^^;

 

ボクは裸参りはしたことがないですが、
ほぼ毎年お参りには行ってます。

 

お正月飾りを持参して行きますがビニールなど、
燃えないゴミとされるものは外しておかないといけません。

 

御神火の中にお正月飾りを投げ込んで、
炎にあたるとこれで今年も一年健康でいられるって思いますよ (^^)

 

ちなみに裸参りされる参加団体は神社に上がる階段や御神火にあたるのも優先されます。
参拝客は長い渋滞行列を進むことになっています。

 

日にちが決まってるので地元の方以外はなかなか見る機会もないと思いますけど、
来年は土曜日に行われますので一度、参拝してみませんか (^^)

 

お正月が二度楽しめるような気分になりますよ (^O^)/

 

 

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