仙台でも食べられる!本場山形の冷たい肉そば!!

料理 - 美味い!!
仙台でも食べられる!本場山形の冷たい肉そば!!

山形の河北町や寒河江で有名な「肉そば」をご存知でしょうか?
冷たい汁そばで肉は肉でも鶏肉の切り身とネギしか入っていないとてもシンプルなお蕎麦なのですがこれが美味しいんですよ。

 

以前は山形県の河北町や寒河江まで行かないと食べることができなかったのですが最近では結構、お店が出来てきて山形市内でも食べることが出来ます。

 

でも、仙台で食べられるととってもいいんだけどな〜といつも思っていたのですが実はこの肉そばが仙台市内でも食べられるんです。

 

今日はこの肉そばのお話です。

 

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冷たい肉そばの発祥の地は山形

 

冷たい肉そばの元祖は山形県の河北町です。その河北町に一寸亭というお店があるのですが、この一寸亭が冷たい肉そばを産んだお店と言われています。

 

冷たい肉そばがスタンダードで「肉そば」と言えば冷たい肉そばです。対して暖かい肉そばもあります。暖かい汁そばなのでこちらがスタンダードだと思ってしまいますが冷たいほうがスタンダードですので間違えないようにして下さい。

 

この河北町内にも沢山の冷たい肉そば屋さんがあるのですがお隣の寒河江市や天童市も負けていません。ボクの大好きな冷たい肉そば屋さんといえば寒河江インターの近くにある「ひふみ」さんです。

 

 

このお店は本当によく通いましたね。

 

山形市内に仕事で行ってもわざわざ寒河江まで冷たい肉そばを食べに寒河江まで走ったり、鶴岡からの帰り道で寒河江で高速降りて肉そば食べて帰ったりしてたんですよね〜 ^^;

 

たかがお蕎麦にそこまでのめり込むか?って思いますよね?

 

でもですね、冷たい肉そばにはコアなファンがたくさんいるんですよ!!

 

土日は河北町や寒河江の冷たい肉そば屋さんはお客さんでいっぱいなんです。恐らくですけどね、平日仕事で訪れたお父さんや彼氏たちが土日に家族や彼女や友人に美味しいお蕎麦を食べさせたい!と思って連れて行くんですよ。

 

だって県外ナンバーの車でいっぱいですもん (^^)

 

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山形のお蕎麦にはゲソ天が必須なのです

 

実はボクの奥様も冷たい肉そばが大好きで山形に仕事で外回りすると行ったことのない肉そば屋を見つけて自分好みの肉そば屋を探すのを楽しんでいました。

 

だからボクより肉そばやさんをよく知ってるんですよね。奥様の一押しは天童にある「一庵」さん。こちらのお店もファンが多いお店です。肉そばだけではなく、もり蕎麦や天ぷらも美味しいですよ。

 

 

そうそう、天ぷらといえば山形のお蕎麦にはゲソ天です。なぜかゲソ天が必ずあるんですよね。この由来はなんなんでしょう?

 

山県県庁のホームページに由来的なものがありましたが確証はないようです。でも、お蕎麦とゲソ天てとっても相性がいいですよ。特に肉そばにはゲソ天は欠かせません。

 

 

「江戸時代、稲作のできない飛島などでは、年貢として干したイカが納められていたようです。その時代の日本海で獲れたイカや、もしくは北海道でぼうだら漁が盛んだったころに北前船で北海道から運ばれてきたイカなど、昔から山形はイカとの縁が深かったと考えられます。

 いろんな方に聞いていますが、そば屋のゲソ天のルーツの正確なところはまだはっきり分っていません。一つ言えることは、いまは健康食としても重宝されるそばですが、昔はそばに力のでる炭水化物源として、ゲソは貴重なタンパク源としての役割があったということ。そばとゲソ天が今も昔も愛されているのは、気取らず、いつでも食べられるバランスのよい食品だからじゃないでしょうか。」

 そのまま食べてもおいしいし、そば汁に入れれば衣から油がしみ出してきて、その旨みがまといついたそばをずずっとすすれば、もう止まらない。いまや、そばだけでは少しだけ満足できない私たちの心強い味方・ゲソ天。ときに「そばと汁だけじゃ、ちょっとさみしいよね〜」と思うことがあるのは、今も昔も同じなのかもしれません。

 山形県内でのゲソ天の普及時期については、「村山地方や最上地方などでは、生イカが入手できなかった江戸時代から、スルメのゲソを水で戻して天ぷらにして食していたのではないか」、「ゲソ天が一般化したのは冷凍技術が発達してからなのではないか」と諸説あるようですが、いずれも確証があるものではないようです。

 

仙台で食べられる冷たい肉そば

 

 

この冷たい肉そばを仙台でお店を出せば絶対に流行るだろうな〜と昔から思ってました。どうしても食べたくなると山形が本店のヤマザワというスーパーに行って肉そばの袋麺を買って食べたものです(笑)

 

時々、山形の肉そばオープンとかお店が出来ることがあるのですが、いざお店に行くと「これ肉そばじゃない!」とガッカリしたことが何度あったことか...

 

軽く10件はくだらないですね。

 

仙台で肉そばのお店を出す方たちは山形の肉そばもどきが多いんです。なんでだろう?仙台版にアレンジしちゃうのかな〜

 

いや、肉そばのレシピも知らずに山形の肉そばと銘打って安易にお客さんを呼び込もうとしているとしか思えないですね。だって、そういうお店はすぐ潰れちゃいますもん。

 

仙台にも肉そばファンは多いですから目が厳しいんですよ(笑)

 

仙台でお薦めできる肉そば屋は「焔蔵」さんと「藤七」さんです。

 

焔蔵さんは夜はお酒も飲めるそば居酒屋ですが、藤七さんは肉そば一本のお店。といってもお蕎麦の代わりにラーメンのような麺で肉そばと同じスープで「鶏中華」、ちょっと濃い目のつけ汁に鶏肉やゲソ天を刻んだつけ蕎麦もあります。

 

特に藤七さんはボリュームがあるんですよね〜
普通の並盛りで大盛りのような量があります。

 

藤七さんへの地図はこちら。

住所:宮城県 仙台市青葉区 上杉 3‐3‐16 SAビル 1F

お休みは不定休、11:00〜お蕎麦がなくなったら閉店

 

  • 地下鉄南北線・勾当台公園駅(北2出口)から、徒歩8分
  • 地下鉄南北線・北四番丁駅(南2出口)から、徒歩10分
  • 勾当台公園駅から493m

 

メニューを説明すると肉そば(並み)/肉そば(大盛り)/でっかい肉そばの3種類です。鶏中華やつけ蕎麦も同じ3種類のメニューです。

 

 

以前は大盛り食べられたんですが今はちょっと無理...

午後仕事しなくていいなら食べますけどね ^^;

 

でっかい肉そばは絶対に注文できません。奥様と二人でシェアしあっていいなら注文しますけど一人じゃ絶対無理だなあというボリュームです。

 

こちらのゲソ天はお蕎麦の上にトッピングするなら110円、別皿でサイドメニューとして頼むなら210円です。(店内に掲げられてる料金に消費税がかかりますからご注意下さい)

 

味の説明をしておりませんでしたが、つけ蕎麦のつゆのように黒いスープではなく澄んだ金色のスープです。

 

 

冷たいスープだと鳥の脂が固まっているんじゃないかと思う方もいると思いますが油は植物性の油しか使ってないので固まった脂が浮いてることはありません。ここが不思議なんですよね〜なんで鶏肉の脂が固まったりしてないのか...

 

程よい鶏肉から取った出汁なので魚の出汁とは全く違ったスープです。
最初は違和感があるかもしれませんが癖になる味ですよ。

 

これから暑くなると本当に美味しいんですよね~
ボクは冬でも冷たい肉そば食べますけど (^^)

 

機会があったら是非ご賞味下さい (^O^)/

 

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最後までお読み頂きありがとうござます (^^)

 

 

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